謎犬コーギーと徒然日記

出会った犬にはとりあえず腹を見せる謎犬コーギーの子桃と 飼い主の日々

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パンダ

先日奈良県で救急搬送された妊婦が、あちこちの病院に断られて、結局死産してしまった・・・という出来事がありました。
その以前にも奈良県で救急搬送された妊婦が死亡する出来事があったので、また奈良県か・・・どうなってるんや??と思っていました。

ちょっと見たニュースでこの死産された妊婦さんは妊娠7ヶ月なのに、病院にかかったこともなく、母子手帳も持っていなかったことを言っていて、私はちょっと普通ではない、ややこしい人(事情)なんだろうと思って、その出来事を忘れていました。

今日あちこちネットを見ていると、とある掲示板にのっていた悲しい物語を目にしたので、ちょっと紹介します。

かわいそうなパンダ  奈良版

とある国ではパンダは希少動物、各地の動物園ではパンダの芸は大人気。
朝から晩までパンダショーは人だらけ。

定時のショーが終わっても、今すぐにどうしてもショーを見たいという
お客さんの希望に応じるため、休む暇も無くパンダはショーを続けていました。

不思議なことに、その国では。
希少動物であるはずのパンダは寝る時間も無い程働かされているのに、
餌は少ししか貰えないし、他の動物と同じ、粗末な小屋に寝かされていました。

かつては、パンダが綱渡りから落ちたり、お手玉を落としたりしても、
お客さんはパンダを責めることは無く、拍手してくれていました。

時代は変わり、芸が決まっても拍手は無く、失敗すると野次や怒声が飛ぶようになり、
とうとう、芸を失敗したパンダに罰が加えられるようになりました。

疲れ果てたパンダは次々と病死し、動物園から逃げ、
パンダであることを隠すために黒い毛を白く染めて白熊として生きるものが続出しました。

そうしてパンダの居ない動物園が増え、
特に田舎の動物園ではパンダショーは見れなくなりました。
でも、不思議なことに、パンダの虐待は日に日にひどくなるばかり。

総理大臣までもが、パンダを確保せよというばかりで、虐待をしてはいけない、
とは決して言いません。挙句の果てには、白熊を上手に染めてパンダにしてしまえ
と言い出す始末で、どうにもなりません。

そんな美しくない国で起こった可愛そうなパンダのお話です。

その日もパンダは定時のショーの終了後、夜中に芸が見たいお客さんのために
2匹で動物園に残って必死で芸をしていました。そこに動物園の受付のおじいさんがやってきて、
パンダに耳打ちします。

「実は今すぐに芸を見たいという電話が入ってますよ」
「どんなお客さんですか?どんな芸をみたいの?」
「それがね、良く分からないのですよ。とにかく今すぐショーをしてくれないと困る
とおっしゃっているんだけど・・」
「申し訳ないけど、今芸の真っ最中なんだ。見たら分かるでしょ。
最近、綱から落ちたら鞭が飛ぶから僕たちも必死だよ。寝不足でフラフラだけど、
最高の結果を求められている んだ。僕たちも余裕がないんですよ。後にしてもらえますか?」

可愛そうなパンダの現状を知るおじいさんはこう返事します。
「今芸の真っ最中です。芸に時間がかかるかもしれません」

するとお客さんは「それなら他の動物園に聞いて見ます」と電話を切りました。

その後も次々とお客さんがやってきて、2匹のパンダは翌日まで芸を続け、
一睡もしないまま翌日の朝から通常通りのショーを行いました。
難しい芸も無事決まり、パンダは疲労困憊ながら、
今日もお客さんに喜んでもらえたと満足していました。

ところが、数日後新聞を見てびっくり。
「最寄の動物園のパンダ、ショーを拒否」
「客席は空いていた、パンダに余力あり」
という大きな見出しが目に入ります。

どうやらお客さんは遠くの動物園まで行くことになり、
ショーの内容にも満足しなかったようです。
パンダにしてみれば、ほとんどの動物園で、パンダは疲労困憊。
余裕のあるところなんてありません。それは仕方ないことなのです。

「そ、そ、そりゃないよ。徹夜でショーをしていたのに、
どうしてこんな風に言われなきゃいけないの?」

当事者のパンダは悲しくて悲しくておいおいと泣きました。

その動物園には抗議が殺到します。

「税金で餌を食っているパンダがショーを拒否するなどとんでもない」
「怠け者のパンダに鞭を打とう。もっと鞭を打てば、ショーを断ることなどないはずだ」

見かねた園長さんが「実はパンダはこんなに必死に芸をしていたのです。
もうパンダは数が減ってしまって、これ以上の芸は無理です。分かってやってください」
と記者会見を行いました。

それでも一般市民はパンダを責めるばかり。
「パンダに生まれた以上、どんな芸も完璧に、いつでも行う義務がある。
パンダとして出生した時の心を忘れたか」と新聞の社説にも書かれる有様です。

そのショックで、一匹だけ産まれる予定だったパンダの赤ちゃんも死んでしまいました。
悲しみに暮れるお母さんパンダも「どうせこの国でパンダとして生まれたら
死ぬまでこき使われるわ。赤ちゃんが亡くなってしまったのは残念だけど。これも運命よね」
と納得するしかありません。

ショーを断ったとしてバッシングの嵐を受けたパンダとその仲間はついに決心しました。
「パンダでいることに誇りを持ち、必要とされるやりがいだけで必死にやってきた。
でももう限界だ。みんなで逃げよう」

パンダたちはお世話になった園長先生に手紙を書きました。

「えんちょうせんせい。ぼくたちをかばおうとしてくれたことにかんしゃします。
でも、もうげんかいです。こころがおれてしまいました。
これいじょうショーをつづけるきりょくもたいりょくもありません。
にげるしかないのです。ゆるしてください」

皆でおいおいと泣きながら手紙を書き上げ。
最後の力を振り絞って鎖をほどき、動物園から脱出しました。

パンダの脱出は大きなニュースになりました。
でも、この美しくない国の人たちは逃げたパンダを責めるばかり。
自分たちがいじめ抜いてパンダが居なくなったことに気がつかないのか、
気がついているのに無視しているのか、パンダをこれ以上いじめないようにしよう、
大事にして増えてくれるように努めようとは決して思わないのでした


最初にこの物語を読んだときは、???でしたが、このパンダ=産科医の話なのです。
現在、奈良県は人口143万人で、産科医は72人だそうです。
2004年は94人だったらしいのに・・・

この物語を読むと辞めていく人の気持ちがよく分かります。
パンダをたたくマスコミや、一般市民・・・そしてたたかれているのを報道するマスコミ・・・
必死でやっているのにそんな事を言われたら、辞めたくなりますよね。
そしてその様子を見てパンダになりたくなくなるのも分かります。
ただでさえ昼夜問わずに働かされ、何かあるとすぐ訴訟されます・・・
誰がパンダになりたいと思うでしょうか?

今パンダの物語を読んだ後色々調べたら、今回死産した妊婦さんは、
・38歳(高齢)
・流産歴あり
・未婚
・産科の診療にかかっていない
だそうです。
そして前日に出血があったのに、同居男性(父親ではない)と深夜の2時に買い物に出かけ、陣痛がきて救急搬送されたそうです。
それを知った私の感想は、本当に真面目に子供を産んで育てる気があったのだろうか?です。
何の事情も知らない私がこんな感想を持つのはおかしいでしょうか?

本来なら妊娠が分かると、産科に行って母子手帳を発行してもらい、きちんと成長しているかなどを診てもらい出産に備えるはずです。
こういったかかりつけ医のいない妊婦さんは、飛びこみで出産するらしいのですが、その飛び込み出産する妊婦さんの多くが、料金を踏み倒すそうです・・・

今回のことで、一番の被害者は亡くなった赤ちゃんだと思います。
そしてこの騒動でパンダが辞めていったとしたら、真面目に出産しようとしている妊婦さん達に皺寄せがくるのではないかと危惧しています。
スポンサーサイト

« 興奮しすぎ・・・|Top|9・11 »

コメント

そう思うよ...
産婦人科 外科は訴訟が多いらしいわ
たとえワシが医者であっても
訴訟はおこされたくないから 避けるよな

医師になる人は多いらしいけど
みんな同じ気持ちやと思う

患者さん側が被害者
という図式が出来上がってるけど
こんな場合もあるんちゃう?
と 思うんやけどな... 

結局、死産にでもなったときの訴訟が大変なので、リスクの高い妊婦さんを見るよりは見ないほうが・・・という考えが多いらしいです。
でも、子供が無事に生まれてもちゃんと育てられるのかな?この親。って、感じですね。知らない人だけど・・・。
我が社の管理するアパートにもそんな感じの夫婦が住んでます。家賃も滞納です。しかも、最近子供が生まれました。だんなはプーです。この先育てていけるのか?心配です。
話がそれました・・・スミマセン。

うちの近所には知ってるだけで
2軒の産婦人科があります

ので安心と言えば安心なのですが・・・
今のままでは・・・
お世話になることもないかも~?(-_-;)

Reiママ♪さんへ

今の医学生の人気は眼科と皮膚科らしいからね~
当直がなくて、人が死なないから・・・
その気持ちも分かるけど、もうちょっと何とかならないものですかね・・・

悪循環ばかりでこの先が不安になります。

Rac209さんへ

少子化の世の流れの中で、子供教育に積極的な人と、無関心な人の両極端になっているような気がします。

プーで子供ができて結婚する人は多いですよね。
もちろん真面目になって子供を育てている人も多いです。
しかし・・・プーで結婚なんてありえない・・・
その家賃滞納の夫婦は困った人ですね~
きっと、給食費も滞納するんでしょうね~

風小僧さんへ

そんなことは誰にも分からないですよ!
いずれバンバンお世話になるかもしれませんよ。

どうなるかは分かりませんが、近くに産科があるのは安心ですよね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://meikennkomomo.blog82.fc2.com/tb.php/105-dce08465

Top

HOME

こももん

Author:こももん
子桃
ウェルシュコーギー・ペンブローク
2004.8.22♀
人と食が大好き!!

飼い主
こももん
19・・.2.3
ぐうたら

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。